コロマンデルでキャンプ

ニュージーランドの避暑地、コロマンデルでキャンプを楽しんできました。


ニュージーランド留学に興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

留学の問い合わせ



2004年2月17日(火) 2004年2月24日(火)追記

今回のオークランド・トピックは1週間遅れになってしまいましたが、Liv-infoファミリーのコロ マンデル・キャンプをお伝えさせていただきます。 今回のは情報というより単なる旅行記になりますが、はちゃめちゃな部分も多々あり、家族 で結構楽しんできました。

我々は1月7日~1月11日まで初めてのキャンプをしてきました。日本に滞在中も本格的な キャンプには行ったことが無く、キャンプの”いろは”は何もわからなかったのですが、「まぁ、 なんとかなるやろ。」で出かけました。キャンプ用品といえばまずテントなのですが、今回はテン トなし。日本から持ってきたステップワゴンをテント代わりに使うことに決め、寝るところはこれ で確保!あとは食事をどうするか?ということで、キャンプ場に問い合わせてみるとキャンプ場 では共同のキッチンがあり、また各個人のキャンプサイトには電源と水道の蛇口(飲めます)が 付いているということでした。これで食事もOK!もちろんトイレとシャワーも共同のがあるそう で、これも安心。これで何とかなるなぁと思い、いざ出陣??いざ出発となりました。

今回の目的地はコロマンデルのPauanui(パワァヌイ)というリゾート地です。Liv-infoのご近所さ んたちがよくここへ出かけているので、かなり良いところじゃなかろうかと思い行って見ることに しました。 オークランドからPauanuiまでは車で約2時間半~3時間です。ルート1(国道1号線)をひたす ら南下して、ルート2に入り、さらにルート25に入ります。 ニュージーランドでは高速道路は無料です。車で遠出をするとき気になるのはガソリン代だけ なので、経済的にとてもありがたい制度ですね。 高速道路でもオークランドから遠ざかると片側1車線の普通の道路になってしまいます。しか し、制限速度は時速100キロというところが多いです。ただし、人が多く集まる場所では制限5 0キロになったりします。ガソリンスタンドも地方へ行くとポツリポツリとしかないので、給油のタ イミングには気をつけたほうが良いでしょう。

ニュージーランドを南北に走るルート1では日本の高速道路のようなサービスエリアがありま す。また、その他の国道(ルート2など)では所々にショップの立ち並んだところがありますの で、休憩を取ることも出来ます。

郊外の草原

オークランドから少し離れただけでもこのような景色になります。 交通事情で日本と違うなぁと感じたところは、橋を渡る時です。地方では橋のサイズが小さく たいていの橋は1車線分の幅しかありません。対向車があると必ずどちらかが道を譲らなけれ ば渡れません。また、信号機がほとんど無く、オークランドからほぼ走りっぱなしでコロマンデ ルに到着でした。

Pauanuiへ到着すると、まず感じたことが「ここはすごいリゾート地だ!」ということです。 まず、ビーチが2つあります。リゾート感覚の家がズラッと立ち並んでいます。ホテルは無いで すがBアンドBやモーテルはあります。ゴルフ場にテニスコート、パターゴルフ、極めつけは飛行場ま であります。この飛行場では毎日セスナやレトロな感じの飛行機が大空へ飛び立って、 Paunanuiの上空をぐるぐると遊覧しています。 このリゾート感覚のコテージや家が立ち並ぶ一角にキャンプ場があります。     

コテージとその前に停泊するボートたち   

キャンプ場

Pauanuiのリゾート地とキャンプ地です。 キャンプ場ではこの時期(12月下旬から1月)ホリデー期間ということもあり、たくさんのテント がありました。我がLiv-infoのテント=ステップワゴンというのは周りの大きくて立派なテントか ら比べるとなんとなく、情けな~い感じでした。今回はホームセンターで竹の棒とブルーシートを 買って行ったので、さっそくそれらを使ってステップワゴンの横に”日よけ”のようなものを 作りました。何とか完成して一安心していたら、いきなりの強風・・・・。 一瞬で日よけは崩壊で す。おまけに雨まで降り出しそうになるわで、荷物をどこへ置いたらいいのやら。右往左往の 大騒ぎ状態でした。結局竹とブルーシートは何度かチャレンジしましたが、うまく機能しません でした。広いサイトに車が一台ポツンと止まっているというなんとも不似合いな感じでした。

隣のサイトにいた若いキィウィのお兄ちゃんたちが、帰るときになんと我々のために缶詰をいく つか置いていってくれました。ありがたいです。おそらく僕達のことが相当かわいそうに感じた のだろうと思います。 ありがたいことはまだありました。サイトには電源があるのですが、これを使うためには専用の コード(RCDケーブル)というのが必要です。しかし、そんなことも何も知らなかった僕達は、一 生懸命この電源に電気ポットをつないでは「動かへんなぁ。この電源つぶれてるんとちゃ う??。」とぶつぶつ文句を言っていると、向こうのテントから女の人が近づいてきて、「これは 専用のケーブルがないと使えないから、うちのテントの電源を貸してあげるよ。」と言ってポット を持って自分のテントまで行き、湯を沸かしてくれました。皆さん親切でうれしい限りでした。

キャンプ場ではテント暮らしを数週間続けているファミリーも多く、大きなテントにモーターボー ト、シーカヤック、ボディボードなどをテントの周りに並べ毎日海へ出かけていました。 波のあるビーチにはライフガードがいて、遊泳区域は2本の旗で区切られています。 子供から大人までボディーボードやサーフィンをして楽しんでいました。 コロマンデルにはサーフィンの出来るビーチがあり、今回もPuanuiだけではなくHotwater BeachやHaheiというところでもサーフィンをしている人たちを見かけました。 Hotwater Beachでは潮の流れが悪いので絶対に泳がないように!とキャンプ場の主人から忠 告を受けていたのですが、実際に訪れてみるとライフガードもいるし波打ち際では子供達が遊 んでいました。でも、確かに波は高く、沖の方ではサーファーが華麗に波に乗り、楽しんでいま した。

このHotwater beachは今回のキャンプで一番苦い経験・・・(デジカメ水没)の災難にあってしま いました。さらにHotwater がColdwater でまたまたショックでした。 Hotwater Beachの名前の由来は、この海岸で干潮時にビーチを掘ると中から温泉が出てくる ということで名づけられています。たくさんの人が迫り来る波と戦いながら必死で”穴掘り”をし ていました。唯一、一ヶ所だけ温泉(ほのかに暖かいと言った方が正しいですが)にたどり着い ている人たちがいましたが、あとは全滅でした。 どこもかしこもColdwaterばかりです。お決まりの会話は 「Hot?」 「No, cold.」です。 大きなスコップまで借りたのに(2時間$4)残念でした。

ホットウォータービーチで砂場に穴を掘る人たち

Hotwater Beachでの穴掘り(温泉堀り)です。 Hotwater Beach の少し北にあるのがHaheiです。ここのビーチは白砂でとても綺麗です。ビー チではたくさんの人が日光浴を楽しんでいました。海に入っている人は少なかったですね。 HaheiはCathedral Coveという観光地があることでも有名です。僕達も近くまでは行きました が、車を止めるところからCathedral Coveまでは徒歩約1時間のトレッキングコースになってい て、とても暑かったのと、途中帰ってくる人とすれ違うとみんな息を切らしながら歩いているので これはちょっと子供にはきついかなぁと思い、途中のビーチで遊んで帰ってきました。遠くから 見ただけでもとても綺麗な場所でした。写真をお見せできないのが残念です。  

Haheiビーチ      

Haheiのビーチです。青い海と青い空。それと白い砂浜のコントラストがとても綺麗です。

遠くから眺めるカセードラルコーブ

観光名所のCathedral Coveです。 今回のキャンプはPauanuiを拠点としていくつか観光スポットに立ち寄って帰ってきたのです が、テントなしで情けな~く、、電源無しでライトやポットなど電化製品も使えず、挙句の果ては デジカメ壊れるわ。でホント大変なキャンプでした。 でも、こういうことも旅の醍醐味の一つ。何事も思うようには行かないものですよね。 トラベルの語源はトラブルって聞いたことがありますが、これって当たっているよなぁ。とつくづく 感じました。



フェイスブックロゴ
ツィッターロゴ
インスタグラムロゴ
Youtubeロゴ