ニューマーケット

オークランドシティの隣にあるおしゃれで歴史的な街をご紹介します。


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2003年8月4日(月)

今回はシティから南東に少し行ったところ、オークランド・ドメインの裏手にあるニューマーケット をご紹介します。 シティからはニューマーケット方面行きの市バス(Stagecoarch)が出ています。また、リンクバ スのルートにもなっています。今回は最近シティのダウンタウンに完成したBritomart駅から Newmarket駅まで鉄道を利用してやってきました。

ニューマーケットは1840年代の初頭にヨーロッパからの人々が住み始めて出来た町です。 ホテルや、ビール工場などが次々に出来、シティへの玄関口として栄えてきました。1870年 代になると鉄道駅(Newmarket駅)が出来、その後は交通の要所となりました。そして、20世紀 になると産業・商業の中心地としてさらに栄えてきました。 いまもなお、当時の面影を残す古い建物が新しい建物の中に混ざって残っています。 今回はそういう歴史的な建物をいくつかご紹介します。

まずは、Olympic Pooolという建物からご紹介します。これは1939年に建てられた室内プール 場です。現在もプールとして使用されています。エントランスの部分が当時のままの姿で残され ています。中を覗くと泳いでいる人たちが見えました。上の階は映画館などになっています。

オリンピックプール

歴史的なビルディング

次は大きな建物のCarlton Clubです。これは1880年代に建てられたホテルです。現在は1階 がおしゃれなバーになっています。メインストリート沿いの交差点にどっしりと構えている建物で す。青空と白い外壁のコントラストがマッチしていて、綺麗でした。           

ニューマーケットの鉄道駅

次は先ほども出てきましたがニューマーケットの鉄道駅です。Britomart駅が出来たのでシティ からの交通手段が一つ増えた格好です。シティからは1駅です。料金は片道1,10ドルです。 シティから約5分ぐらいで到着しました。ニューマーケット駅から歩道橋を通ってすぐにメインス トリートまで行けます。 この駅舎は1908年に完成しました。「島式」といって線路と線路の間にプラットフォームがあり ます。

一番古い信号所

この駅の端っこの方に古い木造の信号小屋があるのですが、ニュージーランドで当時の 面影を残しながら、現在も稼動しているものとしては1番古いものの一つとなっています。  

コーナービルディング

次はCorner Buildingという建物です。文字通りコーナーにある建物です。半円形のこの建物は 1929年に建てられたものです。当時としては珍しいスタイルだったようです。現在では当時の 面影を2階部分に見ることが出来ます。1階部分はいくつかの商店が軒を連ねていてごちゃご ちゃとした感じでした。しかし今回は2階部分に大きな看板(Vodafoneの広告)があったので、 あまり雰囲気がつかめず残念でした。

ライオンビールの工場

最後にニュージーランドの有名なビール会社「Lion Breweries」をご紹介します。メインストリート から少し行くと大きな工場があります。「Lion Red」というブランドがあり、シティのバーなどでこ のLion Redの看板をよく目にします。Redというだけあって看板が赤なので余計に目立つんで す。

この他にもいくつか歴史的な建物が点在しています。ニューマーケットに限らずシティの中でも 歴史的な建物、古い建物が結構あります。近代的なビルの横に古い石造りのビルがあったり します。僕としては、こういう古い建物が立ち並んでいるのを見ると、「う~ん西洋だ。」と思いま す。

また、ニューマーケットは現在では大きなショッピングの町ともなっています。メインストリート沿 いには大小、多くのショップが立ち並んでいます。シティとはまた一味違った雰囲気がありま す。 以上、今回はニューマーケットでした。



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