Steam Train ヴィンテージ鉄道

オークランド近郊に走っている観光用のヴィンテージ鉄道のイベントに参加してきました。


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2004年3月23日(火)

今週のオークランドトピックはニュージーランドの蒸気機関車についてご紹介します。 オークランドから車で南へ約50分行くとGlenbrookというところに着きます。 そこでは、観光用に保存された蒸気機関車が現在も現役バリバリで走っています。

蒸気機関車は全部で6台あり、その他にもディーゼル車が5台、それにレトロな客車もたくさんあります。 今回は年に2回開催される「機関車トーマスの日」ということで、機関車の前にトーマスとその仲 間たちの大きなプレートが取り付けられ、いかにも「機関車トーマスと仲間たち。」といった雰囲 気を出していました。 子供向けのイベントということで、多くの家族連れで賑わっていました。

トーマスと仲間たちの蒸気機関車が駅に到着したところ  

上の写真の汽車はDianaという名前です。

小型の蒸気機関車

上の汽車?というかトラクターみたいなのはPri ncessという名前です。みんな名前がついているところがかわいいですね。 今回は”トーマス”に会えるのを楽しみにしていたんですが、残念ながら「Friends of Thoma s」ということで今回は”トーマスのお友達”のみでした。 それでも、ユニークなフェイスの蒸気機関車に子ども達は大喜びでした。

この鉄道はニュージーランドの鉄道の歴史を保存する為に多くのボランティアの人たち、それ と観光客の利用によって運営されています。1922年に開設された路線ですが、その後1968 年には利用客が減ったこともあり一時は閉鎖されましたが、1977年にはボランティアなどの 手によって現在の姿として復活しました。 線路は単線の片道6キロとなっています。終点のFernleighで折り返し、Glenbrookに帰って きます。途中にある大きな操車場では列車から降り、車庫の中に保存されている色々な汽車 や客車などを見学できるようになっています。出発から到着までの所要時間は約30分でした。 普段は1時間に1本の割合で運行されていますが、この日はイベントということもあり、30分に 1本が運行されていましたが、どの列車もほぼ満員状態でした。 さすがにトーマスの人気は高いですね。

客車から降りてくる乗客たち

機関車修理工場の内部

上の写真は途中の操車場でみんなが列車から降りているところと、車庫の中の様子です。 約10分ぐらいの停車でした。客車がかなり大きいのでホームも無いところで乗り降りするのが 一苦労でしたが、小さな子ども達は車掌さんに抱きかかえられて乗り降りしたりしていました。

機関士と蒸気機関車

客車

乗客たちが座っている客車の内部

ユニフォームもレトロな感じを出す為に、機関士や駅員さんもみんな昔ながらの服装をしていま す。この鉄道の名前は”Glenbrook Vintage Railway”と言いますが、そのロゴが客車の横 に書かれています。客車にも色々なタイプがあり、写真中央の客車は木製でかなり古いタイプ です。客車の中も昔の面影を残したままであり、時おり響く汽笛を聞きながら、つかの間のノス タルジックな雰囲気に浸れました。

レトロな消防車

駅に到着する蒸気機関車

消防車の”Ferdie”と、Glenbrookの駅です。ちょうど”Diana”がホームに 入ってくるところです。消防車のFerdieは子ども達を駅周辺の”お散歩”へ連れて行ってくれて いました。サイレンを鳴らしながら、駆け巡っていました。 駅の向かいには芝生の広場があり、トーマスグッズやらソーセージにフェイスペイントまでいろ いろなお店が並んでいて、その横では芝生の上でランチを楽しむ家族連れの姿がありました。

Liv-infoファミリーも、今回一緒に行ったお隣さんたちとお弁当を広げて楽しみました。 今回はGlenbrookからニュージーランドのSLについてでした。



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