ワイヘキ・アイランド

オークランドの避暑地であり、ワイン農場やビーチが点在する島をご紹介します。


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2004年5月10日(月)

今回のオークランド・トピックはオークランド・シティからフェリーで約40分のところにある Waiheke Island(ワイヘキ・アイランド)への日帰り旅行をお伝えします。

フェリーの上から眺めるワイヘキ島のフェリー乗り場

フェリーから見たワイヘキ島です。 まずはこの島へ行くに際し、自家用車を持ち込んで島での移動手段にしようかとも考えたので すが、持ち込む費用(フェリー代)が高いです。「日帰りで行くなら、島でレンタカーを借りた方が よっぽど安いですよ。」とインフォメーションセンターの人にも言われてしまいました。 ちなみにこのフェリーの料金ですが、自動車1台$110(往復)と大人1名$25(往復)です。 数週間単位で滞在するような人はマイカーを持ち込むそうです。また、人だけ乗るフェリーはシ ティの中心地にあるフェリーターミナルから出航しますが、自家用車を詰める大型のフェリーは ハーフムーンベイというオークランド郊外からの出航となります。 ということで、今回は自宅からシティまで久々に市バスに乗って行きました。

シティからはキーストリート(Quay Street)沿いの歴史観のあるフェリービルディングの中を通り 抜けたところにフェリーターミナルがあります。 このフェリーターミナルはワイヘキ島以外にもノースショア市のデボンポートやベイズウォータ ー、バーケンヘッドなどに向けても運行されています。これらの場所には約10分ぐらいで到着 できます。朝の自動車での通勤ラッシュ、特にハーバーブリッジを渡る際の渋滞を嫌う人たち が、通勤の足としてこのフェリーを利用しています。 この日も平日だったので、フェリーからは多くのビジネスマンや学生たちが降りてきました。

フェリーから降りてくるたくさんの乗客

シティのフェリーターミナル。 通勤、通学の人たちがたくさん降りてきます。

フェリーの客室

ワイヘキ島へ向かうフェリーの中です。 平日の朝ですと、ほとんど空席です。 フェリーの利用にはまず乗り場にあるチケット売り場でチケットを購入します。 ワイヘキ島へのフェリー乗り場はフェリービルディングを通り抜け、左に行ったところの桟橋に あります。

今回は島内での移動手段はバスを利用しました。レンタカーやレンタル自転車、乗り合いタク シー(大型のバンのような車)を利用することも出来ます。 値段的にはレンタカーは1時間$15~で、最低2時間からと書いていました。 また、1日借りて$50~となっていました。4~5人で借りて、あちらこちらと訪れるのであれば 結構有効かもしれませんね。

レンタルバイクのお店

レンタル自転車は起伏の多い島なので「20段 変速つき!」とか看板に書いてありました。 レンタル料は1日$30と高いように思いました ね。自然を感じながら汗水流して島巡りをする にはこれも良いかもしれませんが・・・ タクシーについては料金は不明ですが、フェリー乗り場付近で何台かを見かけました。 フェリー乗り場付近の道路標識です。 ワイヘキ島からオークランドへ通勤、 通学している人もたくさんいます。

この ほかに48時間OKという標識もありま した。

駐車場の案内看板

ワイヘキ島のフェリー乗り場です。 きれいな建物でインフォメーションセン ターもあります。バスの時刻表や、レン タカーの手配などが出来ます。 また、オネロアにもインフォメーション センターがあります。 どこのワイン農場がオススメか?など いくつか聞いてみると丁寧に教えてく れました。

ワイヘキ島のフェリーターミナルフェリーターミナル

バスについてですが、島では4つのバス路線があり、島の中心地から少し離れたところに行くと なると約1時間に1本ぐらいの本数です。料金体系はオークランドの市バスと同じ?と思いま す。 確かめたわけじゃないですが、島の中心地オネロアからバスのルートの一番端にあるオネタン ギ(Onetangi)というところまで行ったのですが、片道$3,30でした。市バスの3ステージに相 当する値段でした。オネタンギまでは約20分ぐらい掛かります。 また、偶然かもしれませんがバスの運転手さん、めちゃくちゃ良い人でした。というか何でもあ りなの?というぐらいに親切にしてくれました。

バスの中

オネタンギに向かうバスの車中です。 で、どう親切で、良い人かというと、終着のオネタンギにつくと乗っていた乗客一人一人に「どこ 行くの?行き方わかる?」「そこなら、ここをまっすぐ行ってそして・・・・」と半ば観光ガイドのよう に道案内していました。僕達もワイン農場へ行きたかったのでその旨を伝えると、「ここからは ちょっと遠いから・・・、う~ん、OKもう一回乗って。ワイン農場に近いところで降ろしてあげるか ら。」と最寄の場所までバスに乗せてくれました。もちろん”無賃”で。

ワイン農場の近くに到着すると、再び観光ガイド状態で数ヶ所あるワイン農場を一つずつ説明 してくれました。「ここのワイン農場は良いよ。こっちは少し規模が小さいけどビールもあるよ。」 といった風に。島には観光客も多いので慣れているのだとは思いますが、それにしても旅先で こういう感じの良い人に出会えたのは非常に嬉しかったです。

バスの話が長くなりましたが、今回のこの島への訪問目的はきれいなビーチを訪れること。そ してワイン農場を訪れること。この2点でした。 フェリーを降りた後、まずは島の中心地、オネロア(Oneroa)へ行き、オネロアビーチまで下っ てみました。

島の中心地。工事中の道路

オネロア(Oneroa)の中心地です。道路は舗装工事中で、カフェや銀行などのショップが少し立ち並んだ程度のところです。

太陽に輝くオネロアビーチ

オネロアビーチ。水がきれい。この日は暖かく、泳いでいる人もいました。沖合いにはヨットが停泊していて、お昼頃になるとこのヨットから手漕ぎボートに乗っておじさんと犬一匹が上陸してきました。 カフェでコーヒーとケーキを買ってきて、ビーチの芝生でのんびり過ごしました。

次にオネロアからバスに乗ってオネタンギ(Onetangi)のワイン農場へ訪問し、ワインのティステ ィングを楽しみました。

テーブルの上のワイングラス

しかし、このティスティング無料じゃなかったです。ちょっと驚きでした。今までに行ったことのあ るワイン農場(西オークランド)ではティスティングは無料だったので。 結局3種類のワインをティスティングして$8でした。ちなみにグラスワインは1杯$6ぐらいで す。ボトルは安いものでも$20以上しました。ワイヘキ島は赤ワインの産地なので、売ってい るものは赤ワインのみでした。

広大なワイン農場

広大なワイン農場です。もう少しする と自然に葉が落ち、枝だけになってし まいます。まだ葉が残っていたのでき れいな風景でした。 ワイン樽にあるのはティスティング用の ワインです。色々とそれぞれのワインの 特徴を教えてくれたのですが、フランス 語のようなアクセントの訛りで、どんどん 専門用語も出てくるので、ティスティング 前から半ば頭の中が”酔っ払い”気味に なってしまいました。

ワイン樽の上のワインボトル

先ほどのバスの運転手さんの話ではこのワイン農場は以前、何かのショーでゴールドメダルを 取ったワインを作った農場だと説明してくれました。

ワインの原料となるブドウを満載したカート

偶然にもワインの素を搾り出しているところを見学できました。樽一杯にブドウを入れて圧搾機で押しつぶすと樽の隙間から”ワインの素”があふれ出してきました。

ワイン作りの様子

今回は日帰りだったのですが、ロッジやYHAなどの施設もあるので、次回は何日かの滞在で 行きたいなぁ。と思いました。行くならやはり夏が良いでしょうね。ビーチもきれいですし。夏の ホリデー期間には島の人口も一気に増えるそうですが、オークランドの近郊でリゾート感を味 わえるということで人気のある島なんでしょうね。 以上今回はオークランドの近場のリゾート。ワイヘキ島をご紹介しました。



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