ニュージーランドの運転免許の取得方法や試験内容についてなどをご紹介。
国際免許があれば一年間はNZで運転できます。日本の運転免許があればNZの免許をとることも可能です。なくても取れます「多分?」。しかし最初のラーナーからになります。
この国では15歳から免許がもてます。また、免許のレベルが3段階にステップアップしていきます。最初はlearner licence、次はrestricted licence、最後がfull licenceです。
35問の問題で32問以上正解で合格です。たった3問しか間違えられないのかと思いますが内容は結構簡単です。NZ独特の問題もありますが基本的に日本の交通ルールが分かっていれば何とかなります。 AA(Automobile Association)または、本屋でROAD CODE(交通法規)の本を買うことが出来ます。この中に学科試験で出る問題が収録されています。 試験の申し込みは予約が必要と言われていましたが、AAに行ってその場で申し込んで、すぐテストを受けることが出来ました。テストの前に視力検査があります。そして免許証用の写真を撮ります。視力検査に不合格になると、、眼鏡屋(Optometrist)等で目の検査を受ける必要があります。私も引っかかってしまいましたので、$15も余計にかかってしまいました。 学科試験の結果はその場ですぐ分かります。試験専用の用紙があり、回答は金属片(小さなへら)で正解と思うところをスクラッチします。削ったところに出てきた印で正解か間違いか判断できるようになっています。試験時間は特にないように思います。隣で同じく試験をしていたKiwiはさっさと回答して答案用紙を持って行ってましたが、こっちは問題を訳すだけでも時間が掛かってしまいサッと提出とはいきませんでした。
問題例その1
「田舎の道路を走っていたとき、羊の群れが前からやってきました。その時あなたはどうしますか?」 1、クラクションを鳴らして道から羊を追いやる。
2、スピードを緩めて、道の端に停車する。
3、ハザードランプをつけて、そのまま進む。
4、ヘッドライトをつけて、そのまま進む。
答えは当然2です。 ちょっとややこしいのもありますが、覚えてしまえば大丈夫です。
問題例その2
「あなたの車がトレーラーを牽引しているとき(NZではよく自家用車の後ろにキャンピングカーやトレーラーを牽引しているのを見かけます)あなたの車と、トレーラーとの間隔は何メートル以下でないといけませんか?」
1、2メートル
2、4メートル
3、自分の運転している車の長さと同じだけ
4、トレーラーの長さと同じだけ
答えは2の4メートルです。
車間距離について
道路コンディションのいい状態で、前の車を追従する場合は'2Second'rule(2秒ルール)を使います。面白いのがこの2秒をどうやって測るかですが、前の車が何か目標物に出来るようなもを通過したとき、”one thousand and one, one thousand and two”と言って数えるそうです。このフレーズをいう時間が約2秒ということのようで、このフレーズを言い切る前に、自分がその目標物を通過してしまえば車間距離が取れていないと言うことだそうです。何回か口ずさんでみましたが、途中でろれつが回らなくなりました。
路上試験を受け何とか合格できました。ハラハラどきどきの体験記ですがご参考になればと思います。
準備
準備といっても特にはないのですが、前日にロードコード(Road Code)を見直して、特に右側優先とランナバウト(Roundabouts)での方向指示器の出し方をおさらいしました。
試験当日
そしていよいよ試験の当日、試験は自分の車を使って行います。試験場?(地元のサッカークラブのオフィス)に行くと、何人かの人がすでに試験を待っていました。私は1時半からの試験だったので、少し待っていると、試験官の人が現れ、いきなり名前を呼ばれたので、思わず「はい。」って日本語になってました。ちょっと緊張モードに入ってました。 車まで行く途中に「英語あまり出来ないのですみませんが、よろしくお願いします。」と言うと、「英語が出来ない人に慣れてるから、いいよ。」と、サラッとかわされてしまい、なんとなくいや~な感じがしていたのですが、見事的中でものすごいスピードの英語でまくし立てられました。
最初に車に乗って方向指示器、ブレーキランプ、ホーンのチェックをします。そのあと、今日の試験の概要を言ってくれるのですが、半分も分かりませんでした。それと、試験官からの指示は「Go straight.」「Next right.」「Next left.」「Stop the car」の4種類が運転中に言われます。その指示に従って車を運転するんですが、「Go straight」と言われたら、一応復唱して「Go straight」って言ってました。これは言わなくてもいいのかもしれませんが、返事をして「Yes」とか「I see.」よりいいかなぁと思ったので言ってました。いくらなんでも「Yes sir!」も変だし。
最初の段階では普通に町の中の道を右や左と言われるがままに運転するのですが、次の段階では、ある一定の区間を走行して、そのあとで車を止めて今までの区間で何を見ましたかと言われます。内容としては「はい、今から全てを記憶しなさい。」と言われます。この区間はすごく短いですから問題ないのですが初めはパニック状態でした。例えば交差点の付近で「はい、今から全部覚えて。」と言われ、交差点を通過したところで車を止めて、「はい、今何を見ましたか?」と質問されます。「右から車が3台来ていました。左からトラックが来ていました。前にバスが走っていました。」と答えると、「はい、じゃ、次行ってみよう。」って具合になります。これを何回か繰り返します。
そして、次は高速道路(free way)の走行です。私の場合は高速道路に入ってすぐに「ここは速度制限は何キロですか?」って聞かれたから、得意げに「100キロです。」って答えていたのですが、試験の最後に「高速では100キロ近辺で走りなさい。あなたは75キロで走っていた。」と言われてしまいました。トホホです。
最後に交通量の多いランナバウトを通過させられ、ひやひやもんでした。ランナバウトでは右側優先のルールがあるのですが、こっちへ来るのかなぁと思っても違う方向へ行く車もあるし、かと言って安心していたら、いきなり曲がってくる車もあるし、交通量が多いところはまだまだ苦手です。交通量が少ないところでも一応手前で減速して確認してから通過するようにはしているのですが、KIWIのドライバーはサッと通過して行きます。
試験も終わりに近づいた頃に、「今日のあなたの評価は50%です。」と言われ、愕然となり「もうあかんわ」と思ったのですが、「You passed.」と言われホッとしました。最後に車を元の場所に止めて、総評が行われます。 私の場合は以下のとおりでした。
1、高速道路で適正なスピードを出していない。
2、一般道でスピードを出しすぎている。危ない!危ない!
3、ランナバ゙ウトでの方向指示器を出すのを忘れている。 左右に曲がるときはちゃんと出していたのですが、直進のときもランナバウトから出るときに左の指示器を出さないといけなかったのですが、全く忘れていました。
4、Uターンをするときに方向指示器を出していない。
5、高速道路で追越をしないときは一番左側の車線を走るべきところをなぜか2番目の車線を走っていたらしい。 インターで本線と合流するときにそうしたのですが、それが具合悪かったらしいです。
総評が終わると「じゃ。」と試験官はさっさっと引き上げていきました。まぁ、これだけ指摘されたら50%でも仕方がないです。とにかく合格できてよかった。。。以上実技試験の体験でした。